2022年の1年間、京都市の総人口は3617人減って138万5190人となりました。外国人留学生らが戻ってきたため、外国人を含む減少数は大幅に縮小しましたが、日本人の減少は1万1317人増え、全国で最も減少した都市となりました。特に市外への転出者から市内への転入者を引いた社会減少が顕著で、死亡者数から出生者数を引いた自然減少も全国6番目になりました。住宅価格の高騰による人口流出が深刻で、20~30代が近隣都市に移り住む傾向が見られます。京都市はこの問題に対応するため、景観規制の緩和や人口減少対策の具体策を検討しています。