京都市右京区と西京区の国道9号地下で進行中のトンネル工事では、計4カ所に立て坑が建設されています。この工事は地上では見えない「謎の工事」として住民から疑問の声が上がっていました。立て坑に入ると、地下には別世界が広がっていました。トンネルは水道管や電気、通信の幹線管路を通すための共同溝であり、立て坑は保守や換気のために設けられています。立て坑からトンネルに下りると、横穴が広がっており、すでに水道管が設置されています。トンネル工事は主に地下で行われるため、地上では進捗が分かりにくく、長期間にわたる交通規制が行われています。工事は順調に進んでおり、交通規制は段階的に解除される予定です。