京都市が空家対策として導入した、「空家活用・流通支援等補助金」が
全国的に注目を集めています。
一般的な補助制度は、撤去に関して補助を支援するという形ですが、
京都市の政策は補修に関して補助を支援するというところが特徴です。
補助金には2通りあり、促進タイプ、支援タイプがあります。
促進タイプは空き家を市場に流通させる場合、
改修費の2分の1(上限30万円)を補助するものと
支援タイプの学生や留学生、若手芸術家らの住居など
街づくりが目的の場合適用され、改修費の3分の2(上限60万円)を
補助するようになっています。
空き家を撤去するという発想ではなく、活用するという発想が
全国的に注目を集めています。