「空き家」と日本人の持ち家思考。

3月に入りましたが、まだまだ寒さが続く毎日の京都です。

皆さんも流行の病気などには、充分、お気をつけ下さい。

 

全国的に空き家問題が、話題になっていますが、

未だ有効な対策がなく増加の傾向をたどっています。

 

空き家になる理由の1つに、日本人の「持ち家思考」が

挙げられのではないでしょうか?

 

昔、「夢のマイホーム」という言葉があったように

結婚して、家族ができれば、マイホームを購入したいと

考えるのが日本人の一般的な考え方です。

 

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今の若い年代の方には、持ち家志向は低いのかも知れませんが、

30代後半くらいの方であれば、持ち家思考の方のほうが多いと思います。

 

マイホームを購入した時点で、その方の親御さんの家は「空家」に

なってしまいます。

 

家族で過ごして、お子さんも大きくなり、巣立っていく。

また、そのお子さんが新しい家族を作って、家を構える。

 

いい事ではありますが、自分の家があるので、親御さんの住んでいる

家が、親御さんが亡くなった後、空き家になってしまう。

これの繰り返しで空き家が増えてしまう。

家族が増えていく事は、非常に喜ばしい事ですし、不動産屋を

生業にしている我々にとっては、マイホームを購入して頂くことも

大変、喜ばしい事であります。

 

しかし、1点。空家が増えていく点は、残念なところです。

 

昔は、親御さんの家は、長男さんが家を引継ぐ風潮があったり、

親子三世代で住むというのが当たり前でしたが、

今の時代には、そういった風潮はありません。

 

以前にも書きましたが、やはりマイホームを購入すると

将来的な事も考え最終的にはそのマイホームをどうするのか

決めておかなければ、いけないと思います。

 

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空家でお困りのオーナー様は、是非、野口地所にご相談下さい。

必ず、ご希望に合ったご提案をさせて頂きます。

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野口地所

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